強気日記 <阿部八段からのメールで随時更新>
平成十七年度分
(平成十七年五月十一日〜平成十八年三月二十八日分)
「桜咲く!」 友人、先輩、後輩からおめでとう!の嵐。 |
「ありがとうございました!」 皆様のご声援のお陰を持ちまして今回このような (二〇〇六年三月一八日記) |
「春日和!」 ようやく日中は暖かくなり過ごしやすくなりましたね。 |
「忍ちゃん結婚!」 冴えない気分の中、この日記を書いています。
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「今年もよろしくお願いします!」
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「よいお年を!」
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「北風、風邪・・・」 |
「不覚・・・」 寒くなりましたね!皆さんは体調はいかがですか? |
「趣味」 ご無沙汰しております。棋書についてのご意見大変参考になりました。 |
「平凡な日々」 昼はまだまだ残暑が残り、夜は急に冷え込むといった体調の |
「10000ヒット!」 |
「今週は将棋祭りに注目!」 暑い日が続き少々バテ気味なこの頃ですが、夏の甲子園大会 |
「もうすぐ順位戦!」 皆様おひさしぶりです。対局は少なかったのですが、 |
「暑くなりましたねぇ!」
それにしても急に暑くなりましたね、しかし体調はこの季節から絶好調になる
というのが私の定跡。
夏生まれのせいもあるでしょうが、冷房は程々に水分をたくさんとって汗を流す
というのが夏負けを防ぐコツのような気がします。
ちょっと遅れた話題になりますが名人戦は素晴らしい勝負でしたね!
思いが伝わってくるような御二人の顔をBSで見て心が熱くなりました。
大きな勝負になると勝ち負け以外にもいろいろな事を考えたりするものです。
しかし二人にはそんな邪心は一点もなく、目の前の局面に全力を尽くすのみ!という気持ちだったように拝察しました。
人の心に残る勝負を演じる事は棋士の本懐。
うらやましい御二人にご苦労様と申し上げます。
今週の私は金曜の順位戦まで特に仕事はないので、
心置きなく将棋の勉強と家庭の雑事(笑)に打ち込むことができます。
もう後のない状態かな?っと思っておりますが、
深刻になってもいい事はないので、自分の将棋を指そうと強く思います。 困った時には自分を信じてやるしかないですから。
だから自信家と言われるんでしょうね。(笑)
質問のお答えしたいと思います。今回は上達法についてですね。
@四段レベルからの向上は?
将棋が三度の飯より好き!という方なら四段レベルは
誰でも可能だと思っているんです。
ただここから先は工夫が必要かもしれませんね。
今回は早指しで一日何局もやるのがいいのか? それとも一局集中で?ということですけど、 今までの自分と逆パタ―ンをやってみるのもいいかもしれません。
苦手を克服すればもう1ランク前進というのもよくあることだと思いますので。
ただ私も含めて向上心は大切ですよねぇ、
これを失わないようにしないといけませんよね!
A上達するには得意戦法を持つほうがいいのか?
いろいろな戦法を勉強した方が強くなる?
即効性は絶対前者。自分の得意な形を極めるというのは
有益かつ、手っ取り早い上達法。
得意戦法は持つべきだと思います。
ただものすごく長いスパンで見た場合は
後者も捨てがたい味があると思うんです。
知ってる事が多い方がより将棋を楽しめるじゃないですか!
(二〇〇五年六月二八日記)
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「暇な一週間」
先週は金曜に辛い事がありまして(笑)どうにも気分の晴れない今週となった
訳ですが、それもこれも終わった事。
次に向けての準備と静養という意味でのんびりした1週間となりました。
さて、今日はいつも書き込みをして下さる泰山鳴動さんの質問にお答えしたい
と思います。
質問@生まれ変わっても現在の奥さんと結婚したい?
これについては怖くてしゃべれません。(爆笑)
もう指してしまいましたから?最善を尽くすのみ!です。(^^;
質問A子供が出来て男の子ならどんな職業に?
打ち込める好きな事を早く見つけて欲しい。
やっぱり自分に照らし合わせてしまいます、いろいろあっても
好きな将棋で生きていけるのは幸せだと思っております。
質問Bアマの指導で指した方をどれくらい覚えてる?
特徴のある方(失礼!)なら100%ですが、指導将棋を指した方に関しては
8割方大丈夫だと思います。
結構、顔を拝見しながら指導しておりますので。
ただ困るのは名刺を交わしたのにどうしても思い出せないというのがよくあるんです。
将棋を指してる時と集中力が全然違うらしいんですよね…(−−
これからもご質問等がございましたら掲示板の方へよろしくお願いいたします。
できる限りお答えできればと考えておりますので。
ただ答えにくい質問にはご容赦くださいませ。(笑)
作務衣コレクションは近いうちに駒落タロウさんに画像を撮ってもらおう
と思っております。
(二〇〇五年 六月一六日記)
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「うれしい結果!」
なにかと忙しくしてた五月でしたが、最後にご褒美として竜王戦二組優勝といううれしい結果を残すことができました。
これも応援して下さる皆様のおかげです、ありがとうございます! 内容はタロウ管理人さんが書かれている通り、 と、いう訳でここで宣伝です。(笑)
(二〇〇五年、六月二日記)
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「名人戦」
花粉の季節も過ぎ、対局もさほどないのんびりした季節・・・
私にとっては一年間で一番ホッとした季節ともいえるのですが
今年はイベント等で使って頂くことも多く、何かと忙しい日々を
過ごしております。
さて明後日、二十三日からは名人戦第四局が山口県宇部
下さり、生でその緊迫した勝負を楽しんで頂きたいと思います。
(絶対後悔させませんから!) では私なりの名人戦の感想を少し。
開幕前は羽生さん絶好調、森内さんやや低調ということもあり、
勢いそのままに羽生さんが有利だろうと見られていたのですが、 流石名人!という内容で二、三局連勝とまったく予断を許さない展開に 今年の名人戦は両雄の持ち味が実力がいかんなく発揮されていると いうことが言えると思うんです。
お互いの持ち味が発揮されるというのは皆さん意外に思われるかも
しれませんが、そうあることではありません。
どちらかが不本意・・負けたけどベストだったと思えることは年にそうはないでしょう。
しかし今回は三局とも名局。両雄にとってある程度納得できる
内容だったのではないでしょうか?
決まった定跡形もいいのですが、訳のわからない力勝負、
局面においてこそ両雄の実力が発揮されます。
最高峰の戦い。終局十分前までどちらが勝つかわからない、
そんな勝負を見てみたい。(指してみたい。)
戦形予想、振り飛車はないでしょう(笑)おそらく矢倉。
両雄の健闘を期待しております。
(二〇〇五年 五月二十一日記)
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