強気日記 <阿部八段からのメールで随時更新>
平成十九年度分
(平成十九年四月〜平成二十年三月)
「節句」 お久しぶりです。 |
「誕生」 一月五日、午前5時19分に待望の 二〇〇八年一月十二日記
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「新年」
明けましておめでとうございます。
ちょっと御屠蘇が入っている状態で書かせ
て頂いておりますが(笑)凛とした気持ちは
例年以上です。
昨年の暮れには大きなものを落としましたが
久しぶりの緊張感と悔しさは新年を迎えるに
あたって大きな活力になりました。
忘れかけていたものを取り戻したような颯爽
とした気分といいますか、やるべきことを思い出し
ました。
夢がなくなったら終わり。
追いかけることこそ自分が棋士であることの証
なのだと思います。
負けた悔恨より、腐ってた自分にあらためて
その気持ちが生まれたことが嬉しいんですね。
本厄の一年ですが、その逆の一年に。
健康に留意して今年こそ!大きなものを
取りに行きます。
どうぞ今年も応援、よろしくお願い致します。
二〇〇八年元旦記
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「師走」 もうすっかり冬に突入といったところでしょうか? |
「季節はずれ」 季節の変わり目、朝夕は冷える事も多くなりました。 |
「秋の気配」 涼しくなり、秋を感じさせる陽気になりましたが、気分は最低です。 |
「残暑」 ご無沙汰しております。 |
「いや〜」
いや〜暑くなりましたね。今日は流石に
冷房が必要になりました。
先日の渡辺竜王戦は悔しくて悔しくて
眠れなかったですね。
難しい中終盤戦でしたが、最終盤で飛車
を見捨てて入王される手を軽視。
どうかしてますね、大きな駒得でも入王され
ると勝てない将棋なのに。
一手緩め、寄せてみろ!とやれば勝ちが
望めた局面でした。
しかし実戦ではその順はこちらが寄りで相手
王が詰まないから負けと速断しているのだから
お話になりません。
弱い酒を飲んで、疲れ果てるしかありません
でした。
近況は特に何も変わりませんね。荷物持ち
の買い物、たまのスポーツクラブ、そして研究会
となんの刺激もありません。(笑)
ただ若手との研究会は本当に勉強になりますね。
世代による感覚のずれというのは確かにあり、そう
考えるのか...なるほどという場面も多々あります。
古いものと新しいものが融合して良きものが生まれる。
と聞いた事がありますが、お互いに切磋琢磨して強く
なるのが、研究会のコンセプト。
若手に将棋指そう!と言っても、いや〜と断られない
ように頑張らないといけないと思っています。
最近、心配して下さる方が増えました。
(すいません、ありがとうございます。)
大丈夫です、もうすぐ梅雨明けです。
とりあえず、とっとと600勝ですね。(笑)
二〇〇七年七月二十五日記
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「心は日本晴れ」 梅雨とは名ばかりの日が続いておりましたが週末は雨となり、 |
「初夏の香り」 初夏の香りも漂うこの頃になりました。 |
「ゴールデンウィーク」 ゴールデンウィークも今日で終わり。 |
「アウトドア」 黄砂でしょうか?最近また鼻がグズっています。 |
「新たな一年」
春爛漫と申しますか暖かくなって気分も上々の
今日この頃だったのですが、達六段の訃報には絶句
とともに深い悲しみを感じました。
親分肌で豪快に笑うその顔がなんとも言えず、二十代
の頃は麻雀、ボーリングなどでよく遊んで頂いたものです。
二月の対局の際、久しぶりにお会いし雑談で、健康
なら幸せだよなぁ〜なんて話していた矢先だったのに...
同世代の死の直面は初めてのことで、なんと言ったら
いいのかわかりませんが、ただ今は心からご冥福をお祈り
致します。
四月ということでプロ野球と同じく新たな一年の始まり
を迎えました。
前年度は棋士になって二度目の負け越しという厳しい
一年になってしまいましたが、それは都合良く忘れることが
肝要だと思っています。(笑)
順位戦の降級は初めてでしたが、これほど心にしこりが
残ることだとは思いもしませんでした。
それが最高クラスだったにしても2勝しかできずにというのが
なんとも言えない...
もう今年の目標ははっきりしており、巷でいうリベンジという
やつを果たさなければいけないと思います。
技術力を棚に上げてなんですが、一番の敗因は全力で
勝ちをもぎ取る執念が足りなかった。
今年度は将棋はヘボでも、あきらめずについていくものを
出していくつもりです。
勝負に辛くなくてはAクラスは駄目なんだということ。
今のままでは駄目だということ。
リベンジしたいから昇級する。
その気持ちを強く持って順位戦、戦います。
野球が開幕して、テレビを見る時間が大幅に増えそうです。
西武ファンですが、今年もクライマックスシリーズまで楽しめそう
ですね。
最近のプロ野球、ファンサービスの向上には素晴らしいものが
ありますね。
以前より、ファンクラブなるものがありますが、どこの球団のもの
に入っても大得!だなぁというものばかりです。
西武ファンだからといって、西武の...ということはなく、関西で住んで
いますから、球場に行くということを考えると割引等の特典でオリックス
入ろうかなぁなんて思ったりします。
将棋界におきましても支部というファンクラブをもっと充実、拡大
できるよう、棋士一同頑張って行かなければいけないと思う。
負けてはいられない。
将棋が好き。棋士が好き。といって下さる皆様に魅力あるもの
を打ち出していけるよう一棋士ながら頑張りますので、応援して
やろうという方は支部へのご入会、よろしくお願い申し上げる
次第です。
興味のある方、入会方法等は連盟ホームページへ!
二〇〇七年四月一日記
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